小潮ノ月

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笠松、生きる

(1562)永禄五年  笠松、生きる
( 何処でその情報を。ああ、素破か。それにしても、素破を金儲けの道具に使うとはの。ははは。情報は金とは、全くそれはそれ、そのものではないか。)

北条はよろしな。
年貢はず-っと四公六民やて。
うちの里の真田もようよう、やっと去年追付いたとこやて聞きました。
前は六の四で、うちが嫁いだ年に五の五。
それでもほかの、諏訪や甲斐なんかよりはよっぽど良いな、極楽やて、皆言うてくれてはりましたんや。
ここもな、荒川の向こうの百姓衆とこっちとじゃ、顔がまるで違ってます。
向こうの人達皆こっち来たいこっち来たい、北条はん早う来て早う来てって、思うてるやろ。
年貢納めたら残る物がない、それやから戦でやら追剥ぎするやら、手当り次第奪ってくるしか道がない、て .. 

御方様。
よろしければ。
いや、是が非にも勘定方の評定に顔を出しては貰えませんかのう。

うちが?
お邪魔やおへんのか?

いやいや、是非にも是非にも。
毎月、五日と十五日に集っていますので、何卒よろしくお願い致しまする。

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

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