小潮ノ月

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御接待 (番外)

(1558)永禄元年  御接待 (番外)
碁の本を開いて一人稽古している幸隆に、真菜が近寄り、口を開いた。

お義父上様、華那はんの事なんやけど。

ん?

この前お客さんが見えられた時、うちら舞を披露したやん。
どないして華那はんも踊らなかったんやろ思て。

ああ、その事か。
んーん、もう話しても良いやろな。

ええか。
ずっと先の話やけど、華那は華夜叉となって諸国を廻るのや。
真菜はな、華那のかわりに、この真田家の三番目の娘になるのや。
この事は、絶対に外へ漏してはいけん。
我家だけの秘密やで。

・ ・

安藤様、結局真田は、なして我達を呼ばったんだべ。
顔つなぎ、だべが。

多分、縁組でねがな。
我どごの氏規様と御前方の氏忠様の上は、みんな嫁ッコあるべ?
下はまんだまんだ童子コだべ。

〈 それにしても、一番上のおなご、めんこくたったな。我方の 〈 (芳正)氏規様 〉 〈 (安秀)氏忠様 〉 に、いがったな~ 〉 

〈 まんず、間違ってもあの氏忠様の所にだば、誰も行がねのは確かだべお 〉

芳正はにんまりした。

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

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