小潮ノ月

SD(ボークス社)に関するブログ

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桃太郎の鬼退治

昔々、そこに住む人達がワラドヶ島と呼ぶ小さな島に小さな村があったそうな。


そこの村人達はあちらこちらの港に船で出かけては、商いをやったり雇われたりして一生懸命稼いでいたと。

何でも先祖は西から移って来たそうで、村人達は自分達のことをワラドだと言っておった。

ここの者達は皆、体は大きいし、力も強い、姿はいかめしいが、正直で優しい心根を持ち、そこそこ商才も持っていた。

皆して怠けずに稼いでいたものだから、その内に村の家毎に、倉が一つ、二つ、三つと建っていったそうな。

ある時桃太郞という若者が、舟で犬と猿と雉子を連れてやって来たと。

「家の前を通った人や我が家に泊った旅人から聞いたのだが、お前達は他所でさんざん悪さして金銀や宝物をいっぱい貯め込んでいるそうだな。だから俺達はお前らを懲らしめに来たのだ。お前達の風体は確かに聞いたとおりだ。うん、間違いない。」

村人達はびっくり仰天してしまった。

「いやいや、私等は皆、一生懸命働いて稼いだもので、決して悪い事をしたのではない。」

と説明したのだが、桃太郞は聞くものではない。

村人達もその気になれば強いのだが、桃太郞とその家来達には敵わない。

桃太郞達はわらわらと村人を蹴散らして、倉という倉から金銀財宝をごっそりと舟に積んで行ってしまった。

為すすべもなく見送った村長は、腑抜けた様にポーッとなってしまい、ふらふら歩いていて崖から転落して死んでしまった。

稼ぎから帰った村長の息子は、父の亡骸にすがって、「親父、親父、どうして死んだんだ-」と狂ったように泣きわめいたそうな。

その後、息子は親父の形見の六尺もある太い金棒を取り出して、村の若者達とあっちの港、こっちの町と「桃太郞はいないか、桃太郞はいないか」と言いながら歩き回ったと。

その顔は怒りで真っ赤、他の者も赤い顔に青筋が浮上がっておったので、それを見た人々は皆、「鬼だ、鬼が来た」と言いながら、震え上がって逃出したり、家に閉じ籠ってしまった。

それ以来、ワラドヶ島は恐ろしい鬼の住む鬼ヶ島と、呼ばれるようになったそうな。

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単に私が知らないのかもしれませんが、桃太郞の童話は、鬼がどんな悪い事をしたのか、がないのですよ。
だとすれば、桃太郞はズバリ、強盗犯ではありませんか。
江戸時代なら、死罪です。
鬼と言いがかりされて成敗されたのではたまりません。
そう言えば、USAん臭いどこかの国だかが、適当に理由を付けて戦争を仕掛けるわけですし。
難癖を付けてぶん殴り、ブン屋を使って正当化するのは時代や洋の東西を問わないのでしょう。
そういえば、赤穂浪士に仇討された吉良さんも凄いとばっちりだよね。

近々遠出しますので、その前後の間ブログはお休みします。

テーマ:児童文学・童話・絵本 - ジャンル:小説・文学

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