小潮ノ月

SD(ボークス社)に関するブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

褥にて                 

永禄元年(1558 )  
           
褥にて  

               
ぁっ、ぁっ、ぁっ

少し鼻にかかった陽那の声が、ほんの微かに漏れている。

陽那、いいか~?

とっても、いいわぁ~
あは~ん、極楽やわぁ~
ぁ 、ぁ ――― ~

そうかあ?
そんじゃぁ、もそっとようしてやるけんなぁ。
ほうれ、ほれ、どないや?

と~っても、いい気持やわ~
お前様、ほんまに上手うなりましたなあ。

そうか~
なんぼ下手やいうたかて、数やりゃあ上手くもなるやろさ。
〈 もそっと頑張ろ 〉

お前様~、とっても気持いいわ~
お前様~、お前様~
ぁっ、ぁっ、あ――――――――― っ !

陽那の手のひらが柔かく彷徨う。

しかし、なんやなあ。
藻草の下に切った芋を敷くやなんて誰が一体考えたんやろ。

― 了 ― 

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://h2211g3n.blog136.fc2.com/tb.php/233-318a2b0e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。